自分らしく

こんばんは。

 

僕は1週間前からブログを始めた新人です、よろしくお願いします。

 

僕は暇を見つけては、みなさんのブログを読んで勉強しています。

 

たくさんのブログを読んで、僕はどんなブログを書いたらいいのか

 

悩んでしまいます。

 

ブックマークが50とか100とかついているブログは素晴らしいし、

 

カラフルなスターがたくさん輝くブログもいいですね。

 

読者が1000人以上のブログや、1000日以上の連続投稿のブログは

 

僕にとっては驚き以外の何物でもありません。

 

僕にはとてもこのようなブログは書けるはずがありません。

 

書いたブログを投稿する時の僕の気持ちは、山の上から谷底に向かって

飛び降りるように、ためらいと不安を感じるくらいですから。

 

先日のことですが、僕とブログの先生である先輩は研修室の掃除当番でした。

 

ふたりで掃除をしましたが、出勤直後でまだ使っていない研修室は、暖房が

 

入っていなくてとても寒い部屋でした。

 

僕は掃除をしながら、どうすればみんなから評価されるようないいブログが

 

書けるのか先輩に聞いてみました。

 

すると先輩は僕に、「あなたは何を言っているの、あなたはブログのことを

 

全然理解していないのね。

 

いいブログって、ブックマークやスターなどの数で決められないのよ。

 

人から評価されなくてもいいじゃない、ブログとは自分らしく書くことが

 

素晴らしいのよ。

 

私は自分の気持ちを正直にブログに書くことで、自分を理解してくれる人が

 

ひとりでも見つかればいいと思うの」そう言って彼女は研修室を出ていきました。

 

しばらくして彼女は温かいコーヒーをふたつ持ってきて、一緒に飲みましょうと

 

机の上に置き、僕を誘いました。

 

寒い研修室の中で飲む温かいコーヒーはとても美味しく感じました。

 

彼女は言いました、「私のお財布には今千円しかありません、自分に買えるのは

 

温かいコーヒーくらいです。

 

でも寒さに震えるふたりには最高のご馳走、私の気持ちが伝わったでしょ。

 

ブログも同じよ、上手に書けなくても大丈夫、あなたが今感じていることを

 

ありのままに自分らしく書けば、温かいコーヒーのように読者の心に伝わるのよ」

 

そう言ってコーヒーを飲み終えた彼女は、また、掃除の続きを始めました。

 

彼女の話を聞いて、僕は少しブログとは何かわかってきたような気がしました。

 

それから僕は、一日中、心がとても温かくてポカポカでした。